>>前書き
いくつかの機器に接続して使用したため、「接着していない」状態で使用しています。
最終的には壁コンセントに接着しパワーアンプを直接つなぎましたが接着することでより強く作用する用です。
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NCF BoosterBrace-Singleを4つの場所に付け替えて、音の変化を確認しました。
モニター機器はヘッドホンのHIFIMAN HE-1000V2です。
他の機器は末尾を参照してください。
変化が強い順に
1.パワーアンプ(電源タップ側プラグ/壁コン直)
2.DAC(電源タップ側プラグ)
3,パワーアンプ(機器側プラグ)
4.電源タップ(壁コンセント側プラグ)
となっています。
変化の傾向としては、
・音の分離感、明瞭度が上昇する
・低音、高音のアタック感が強まる
が上げられます。ロジウム的な変化に近いといえばイメージしやすいでしょうか。
DACやパワーアンプの機器側に取り付けたときは、明瞭感や分離感の若干の上昇が見られました。
ブラインドでもなんか感じ取れる、言われてみれば「ああ、確かに」という程度の変化です。
パワーアンプのタップ側に取り付けた場合は、より明確に作用し、低音・高音のアタック感が強まります。
この場合、クラシックやJAZZなどは楽器の存在感がより分かりやすくい分析的な聞こえ方になります。
問題はメタル・テクノ・POPといった極端な低・高音が多く含まれているジャンルで、若干『効き過ぎ』に感じる場合も出てきます。ここでの変化量は半端なケーブルの交換よりも大きいです。ほとんどの人がブラインドで変化に気がつくでしょう。
逆に電源タップの壁コンセント側に取り付けた時の変化は微々たるものです。
ブラインドしたら多分わからないと思います。
使用される環境にもよるでしょうが、価格に対する音質変化という意味では十分なパフォーマンスを持っていると感じます。
ただ、どこにつけても同じ効果を発揮する訳ではありませんので、設置には試行錯誤が必要でしょう。
ノイズ対策があまりされていないヴィンテージオーディオなどではより極端な作用もあり得るますので、1度に大量導入よりはとりあえずで少数導入してみるべきと感じます。
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使用環境(HP以外はPC,ケーブル類含めて自作環境です)
PCーBug head
∟AK4495トランス+真空管バッファDAC
∟FET式差動プリアンプ
∟71A真空管シングルアンプ
∟HIFIMAN HE-1000 V2
プラグ類 FP-126/FI-11M(Cu)等 RCAプラグ以外は無メッキ系
ケーブル類(内部配線含めた)信号系ー純銀線 電源系 オヤイデ102SSC
ハンダ/オヤイデSS-47
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