<試聴環境概要>
1.電源供給(過去のリフォーム時にオーディオ回線導入)
・ブレーカーをテンパール社B-2EAに変更し、屋内配線FケーブルをEM-EEFに変更
・屋内への供給は、Fケーブルを未来工業製塩ビボックスとGTX-D NCF(R)に直結
2.試聴用機器
(1)スピーカーシステム:JBL 4365
・付属スパイクをピンポイントタイプに変更し、スパイクベースをT社PTS-Aに変更
(2) SACD/CDプレイヤー:DENON DCD-SX1
・付属電源ケーブルをZ社7NPS-Shupreme1とK社Helca1に変更
・背面の電源コネクター&RCAコードのプラグをNCF Booster-Signal-Lで保持
・静電対策オーディオボードとしてM社MISTRAL EVA-C1導入
(3) プリメインアンプ:LUXMAN L-509X
・付属電源ケーブルをN社POWER STRADA8JSに変更
・背面の電源コネクターをNCF Boosterで保持
(4) オーディオラック:MUSIC TOOLS ICNシリーズ
・付属スパイクベースをA社SM-7AF Silverに変更
3.試聴用プログラムソース
ステレオサウンド社REFERENCE RECORD Vol.6(名録音家シリーズ)
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
4.NCF Booster-Brace-Single試聴結果
1)先ず、SACD/CDプレイヤーの電源ケーブル(Z社7NPS-Shupreme1)と、プリメインアンプの電源ケーブル(N社POWER STRADA8JS)双方の電源プラグに導入して、改善効果の大小を比較した結果、プリメインアンプ側の電源プラグがFI-50M NCF(R)である為か?又は、伸びしろ?が少なかった為か?私には不明ですが、SACD/CDプレイヤー側の電源プラグへの導入が影響大と判明し、以後この設置状態にて試聴を継続しました。
2)上記試聴ソフト選評(抜粋)には「ウイーンのムジークフェラインス・ザールにおける録音であるが、このホールのアコースティックスがこれほどはっきりわかる録音はない。特に、幕間劇からメロドラマで聴ける“セリフ”にはこのホールの空席時の残響時間の長さがそのまま聴かれる。」「このライヴなホールで、これほど細部も明晰に、かつ空間性も生かした録音(以下省略)」との記述がありますが、まさにこの解説どおり、このCDから『残響過多?な音響空間に瞬間移動したような空気感』と『多彩な音色として“あくび”“いびき”“口笛”などを含む各歌手の多彩な感情表現」を初めて、体験することができました。
今迄は、『窓ガラスを磨くような?小さな改善?』でしたが、『今回は、窓を明け放したような?大幅な改善の一歩!となりました。』当該製品の実力を高く評価することは当然ですが、『不遜にもCDの限界を低く認識していた私の記憶を破棄し、再度、“保有するソフトの聞き直し”をする必要を強く感じています。』
3)以前、GTX-D NCF(R)を導入した際の記憶と同様に、今回のNCF Booster-Brace-Single導入も同様に、『やはり電源は大事だなあ~』と今更ながら痛感した次第であります。