モニターに選んでいただきありがとうございます。
まず私の試聴環境ですが、
クリーン電源:ps audio powerplant3→①
DAC:playback design mpd3→②
Headphone AMP:Mcintosh MHA100→③
Headphone:MHP1000
となります。(以下①、②、③とします。)
まず、自分の試聴環境で一番効果が良かった順は①、③、②となりました。
まず①で使用した場合は、今までも各音が分離されていましたが、この製品を本体側の電源で使用したところ、ボーカルのS/Nが良くなり、また低音が今までよりも低い音が出るようになりました。
一番の上流であるためか、他の機器のS/Nも良くなり、とても良い結果になりました。
次に③で使用した場合は、①と同様な方向性ではありますが、より出口に近いためか支配力が強くなりました。
例えば、もともとこのヘッドホンアンプはメリハリがしっかりとしているのですが、それがさらに強調されてしまい、聴き疲れしやすくなってしまいました。
そこでXLRの方に使用してみたのですが、電源側に使うよりも効果が弱くなってしまい、メリットを見出せませんでした。
最後に②の環境ですが、mpd3は意外とアクセサリーの影響を受けやすく、いろんなアクセサリーを使用するよりもシンプルにそのままで使用した方が良い結果が多かったのですが、NCF Booster Signalを使用したところS/Nが良くなりましたが、すっきりし過ぎてしまい、艶感がなくなってしまい、私の求めている音の方向とは違うものになってしまいました。
以上のようにNCF Booster Signalは私の環境では電源関係に使用した場合が最も効果が高く、また上流に使った方が良い結果となりました。
一つ欠点を挙げるとすれば、NCF Booster Signalの足が思ってた以上に大きくラックの上に結構な余裕がないと飛び出してしまい、見栄えが悪くなってしまうので、もう少し小さい方が使いやすいと思いました。
今回このように自宅でゆっくりと新商品を試すことが出来る機会を下さりありがとうございました。